お子さんが生まれた時の事を、覚えていますか?
大きな産声をあげて元気に誕生した事を知り、初めて顔を合わせた時、
「自分のもとにに生まれてきてくれてありがとう。」
そう思われたのではないでしょうか。
ありのままを受け入れてもらい、元気でいてくれさえすればそれでいい。そんな基本的な親の思いがお子さまが感じ伝わっている事が、1番のお子様の自己肯定感に繋がるように思います。
日々慌ただしく時間に追われ、特に小学校受験を意識するようになると、周りの雰囲気にのまれてしまったり、他のお子さんと比べてしまい、出来ないことがあると過剰に反応してしまったり。(そのお気持ちとてもよく分かります。でも、大丈夫。成長発達段階がそれぞれ違ったり、経験が少ないだけなんです。)
お母様自身が心配不安な感情を抱く事で、表情から察知し、感受性が豊かなお子様は特に自信をなくしてしまうことがあります。
ご自分の気持ちの揺らぎに気がついた時、1番シンプルで親として大切な思いを思い出してみて下さい。
そして、ゆったりとした空間で眠りにつく前に、そっと「生まれて来てくれてありがとう」と伝えてあげて下さい。条件なく愛されている環境、どんなことがあっても受け止めてくれる場所(家庭)があると感じられるお子さんは、根っこ(土台)がしっかりと強く育ちます。